だいぶ前、たぶん一昨年のこのブログに、
「
暮らしの手帖45号掲載の、猪谷六合雄さん考案の靴下」
の話題を書きました。
と言っても、単に
「こんなのがあるそうで、編んでみたいなー」
というだけのハナシだったのですが、
検索ワード「猪谷靴下」で訪問してくださる方が意外に多く、
(↑それも長期にわたって根強い人気)
ぜんぜん役に立つことを書いていなくて、
ちょっと申し訳なく思っておりました..(^_^;
という背景もあり、ついに着手。編みました。
まだ片方だけ..。
年内にはもう片方も編むつもりですが、とり急ぎ報告を。
普段使っている、一般的な編物の記号や図と違うので、
最初は戸惑いますが、慣れてしまえば大丈夫。
中細の毛糸を、3本以上(厚さによっていろいろ)合わせて編む仕様。
自分がなかなか着手できなかった最大の原因は
ちょうど良い糸を持っていなかったこと、だと思います。
今までの手持ちには、中細の毛糸も、靴下に適した糸もなく。
今回は、秋に使ったソックヤーンの残りを合わせて編んでみました。
中細(=4ply)の3本取り、ということは
手持ちの6ply(6本撚り)×2本でもいいかな、と(
このときの糸など)。
かかと部分は補強でもう一本追加(ハンパ残りの地味系4ply)。
つま先は極細糸追加..とあり、探してみたら、
むかし織りに使ったカシミアの細糸があったので使ってしまいました(^_^)
この写真がいちばん実物に近い色。
いい感じのミックス配色となっています。
履き心地もかなり良さそうですが
片方ではどうしようもないので...
この目数なら、SSS* も大丈夫そうなのでがんばります。
* Second Sock Syndrome (Solid State Society二非ズ)
暮しの手帖、45号は既に品切れですが、
猪谷さんの靴下は、こちらに再掲されているもよう。