■羊×毛刈り=フリース
毛刈りは、通常、春先に行われます。
きれいに刈られた毛は、根元部分でつながっています。
ムートンの皮のない状態、をご想像ください。
この刈った毛のことを「フリース(fleece)」といいます。
化繊フリースの語源でもあります。
このフリースを買ってきて、ひつじ丸の仕事が始まります。
■わける
一頭分買ってくることが多いので、まずは広げて小分けに。
部位でわけたり、白以外の羊の場合は、色の濃淡でわけたり。
■紡ぐ→糸にする
洗わないで、いきなり紡ぎます。
油(ラノリン)が残っている方が紡ぎやすい...気がします。
足踏み式の紡ぎ車、または、スピンドル(コマ)を使います。
■洗う
糸になった状態で洗います。
と言ってもお湯につけて汚れを落とす程度。
染める場合はここで。
■編む→帽子にする
やっとここで編み始め。ぐるぐると筒状に編んでいきます。
編み終わったら糸始末をして、一度お湯につけてから乾かし、
軽くスチーム アイロンをあてて、できあがり♪